- 多田真悠
幼児安全法支援員養成講習の話
幼児安全法支援員養成講習を受けてきました。
たった三日の講習ですが、ほぼ一日授業を受けているので、結構濃密な三日間を過ごせます。
自ら申込み、(実費だけとはいえ)費用を払ってまで、受けに来る人たちの集まりなだけあって、皆、不器用ながらも一生懸命。たった三日の講義だけで、看護師や医師の方たちのように人を救えるとは思いませんが、いざという時に、多少は役に立てたらいいな、と。
最近のAEDは、電源を入れれば、きちんと使い方をアナウンスしてくれますが、事前に使い方を習っておいて損はありません。だって、心肺停止をしている人を前にして、平静でいれられるわけがないし、そんな極限の精神状態で、医療素人が機械のアナウンスを落ち着いて聞いていられるとは思えないからです。指導員の看護師の方が(憎々しげに)仰っていましたが、交通量の多い場所や、何もしてくれないのに野次だけは立派に言ってくるやじ馬たちの声を掻き分け、AEDのアナウンスを聞きとらなくてはならないのですから。(あの忌々しげな様子から察するに看護師の方はきっと色々な思い出が……)
都合のつく方は、赤十字の講習を受けてみてはどうでしょうか。