- 多田真悠
大型連休時期の予定
4月末~5月頭の大型連休は、ご依頼があれば対応します。すでにご予約が入っている日時については対応ができないので(もうすでに数件入っています)、大型連休時のスケジュールがタイトな方は、早めのご相談・ご依頼をお勧めいたします。
よくあるご依頼は、やっぱり圧倒的に「トラブル対応・ネットが繋がらない・PCがなんか調子悪い」ですね。少しでも前情報があると、前準備ができてトラブル解決がしやすいので、ご相談の段階でPCやトラブルについていろいろお尋ねしますが、お答えできる範囲で十分なので、お付き合いいただければと思います。
また、作業代行については、PCでの作業を行うのに必要な紙ベースの情報を用意しておいたりなどの下準備が整っていると、とてもスムーズに作業が進みます。
お仕事関連の話だけではつまらないので、個人的な話を勝手にします。
頼まれて、普段誰も住んでいない古い家の片づけをすることになりました。
家自体もうあちこちガタがきて、置いてある荷物も古い物ばかりで、埃を被っています。
最終的に古い家の中は空っぽにするのが目標。(今はダンバコに入った荷物だらけ)
古い家の片づけをすることは別にかまわないのですが(体力・パワー・判断力・時間的余裕などの条件に合う人間にどうしても自分が入る)、いざ古い家にある荷物を片付け始めると、依頼主から何故かクレームが出ます。
古い家に住んでいた方は、当然、物がない時代を生き抜いていた方なので、「古い家を片付ける(≒かつて自分たちが使ってきた荷物の大半が捨てられる)」という現実を突きつけられると、多分、心がついてこないのでしょう。(自分で古い家を片してほしいと言ったのにね)
クレームの内容を要約すると「古い家の中にある荷物を捨てずに古い家の中を空っぽにしてくれ」という、物理法則を無視した要求で、そんなことは無理なので、ちまちま片付けます。
荷物の一部は使えそうであれば、引き取りもするのですが、やはり今のライフスタイルに合っていない古い物ばかりなので、結局のところ、保存状態がそこそこ良くてもそのほとんどが使えません。必要な物は、自分でそろえていますし。
一瞬、解体業者に任せると言う案も出たのですが、素人二人で少しずつ片付けていく過程でさえ、「そんなにいっぱい荷物を捨てないで!」が始まるのに、恐らく半日もあれば家一軒をまっさらにしてくれる業者に頼んだら余計に傷つくでしょうに……というとこで、すぐに却下になりました。
片づけをする我々としても、当然日々年老い、体力もパワーも落ちていく一方なので、少しでも若いうちに片づけをしたいという事情もあるので、家の持ち主をなだめすかし、クレームは適当に聞き流しながら、片付けをしていこうと思います。
古い家の片づけは大変なのですが、頑張った分だけわかりやすく成果が視覚的に表れるので、やってみると楽しいです。思いもかけない品(※微笑ましい思い出の品とか)がでてくるのも楽しいです。
……が、古い家や荷物に愛着がある人が、片付けをしたら、思い出に足を取られて多分一生片付く日は来ないだろなとも思います。
なので、心身ともにある程度健康で、ほどほどに若く、忍耐力があり、家の事情を把握していて、捨てる荷物と残す荷物の判断ができる人間と、家の事情など全く知らず、荷物を捨てることに全くの抵抗のない助手という組み合わせで片付けるのが多分一番良いのでしょう。
どこの家でも大なり小なりこの手の問題はあるんだろうなあと思いながら、自分が直接かかわることになった事案について書いてみました。